派遣社員の管理の最適化
当社の 2024 年人材動向 調査によると、日本の雇用主の 88% が自社の人材戦略は俊敏性を伴う価値創造により重点を置いていると回答しており、昨年の 52% から 36 ポイント増加しています。ビジネスの不確実性という状況の中で、目標の達成に派遣会社の協力を得ることとが増えているかもしれません。しかしながら、人材の供給を管理する一元的な手法も無しに、コスト、コンプライアンスのリスク、雇用のスピード、人材の質をどのように制御できるのでしょうか?
当社の派遣デスクソリューションは、テクノロジー、マーケットデータと専門知識を組み合わせ、日々の運用を最適化し、サービスの質を確保します。高度な派遣デスクソリューションにより、人材のデータとマーケットインテリジェンスを活用して、サプライチェーンの最適化と非正規雇用人材の可視化を支援します。
派遣管理デスク (ベーシック)
【対象地域】
日本
【管理対象外部人材サービス】
人材派遣
【利用システム】
日本の派遣に特化した管理システム
【サービス内容】
- 情報の集中管理による人材派遣サービス利用実態の見える化
- 日常業務の標準化&集約による全体管理の強化とコンプライアンスリスクの抑制
- KPI測定と定期レポート
派遣管理デスク (アドバンスト)
【対象地域】
日本
【管理対象外部人材サービス】
人材派遣
【利用システム】
- 日本の派遣に特化した管理システム
- BIツール
【サービス内容】(派遣管理デスク-ベーシックの内容に追加して)
- 人材派遣サービス調達とコストの最適化支援(派遣会社パフォーマンスKPI測定、定期パフォーマンスレビューミーティング、パフォーマンス評価、管理価格表の導入、など)
- レポートの自動化とビジュアルのアップグレード
ケーススタディ
派遣管理デスク(ベーシック)
-
化粧品
【Program】
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派遣管理デスク(ベーシック)
【Client】
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化粧品
【Scope】
- 管理対象国:日本
- 管理対象サービス:人材派遣
- 管理対象事業所・派遣社員数
東京・約10名
I県工場・約70名(内、製造系約50名)
【Service delivery team】
- 専任担当者1名
- クライアント事業所オンサイト
【Technology tool】
- e-staffing
【Background】
- 新規製造拠点の設立により、社員・派遣社員のボリューム採用ニーズ発生。弊社RPOと派遣管理デスク(MSP)の混合サービスを導入。
- 人材派遣についてはこれを機に、グループ各社・事業所でバラバラだったプロセスを標準化、管理システムを導入し、グループ全体の派遣管理の透明性、ガバナンスの強化も目指す。
【製造拠点:I県工場稼働開始のサポート】
【管理プロセスの設定と管理システムの導入】
- 新設の工場における派遣管理の社内プロセス設定、他の拠点も含めて統一。
- 日本の人材派遣管理に特化した管理システム:e-staffingの導入をサポート。
- 派遣活用実態の可視化が進み、コンプライアンスリスク管理強化、全体のガバナンス強化を実現。
【工場スタートアップ派遣社員ボリューム採用】
- 製造業務人員45名のニーズ発生。
- 業務の特性により、業務委託化が困難。人材派遣をソリューションとして選択するも、派遣先として一斉受け入れと教育に課題あり。
- 弊社人材派遣事業部門(スタッフィング事業部)と協力、彼らによる”ユニット派遣”を提案、導入。
- リーダー派遣社員(4名)の派遣開始。派遣先がリーダーにOJTを実施、さらに、新人教育メソッドを伝授。
- リーダーが残りの派遣人員を選考、アサイン。業務教育含めたオンボーディング対応。
- 2022年初夏の工場本稼働開始時に45名の派遣社員稼働実現。開始後1か月間の離脱は1名のみ。(初月継続率98%)
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卸・販売
【Service】
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派遣管理デスク(ベーシック)
【Client】
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卸・販売
【Scope】
- 管理対象国:日本
- 管理対象サービス:人材派遣
- 管理派遣社員数:約80人
- 管理派遣会社数:約10社
【Service delivery team】
- 担当者0.8名
- オフサイト(他プロジェクトとの兼任を可能にし、1人月未満の配置を実現)
【Tech. Tool】
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e-staffing
【Background】
- 人事部担当者による兼任、コア業務圧迫
- マニュアル作業による非効率な管理
【Technology system implementation】
- 日本の派遣管理用のシステムの市場調査
- システム導入の提案
- システム導入作業、Hiring managerのトレーニングの実施、派遣会社トレーニングの実施
【Offsite desk】
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オフサイト化によって派遣デスク運営効率の最大化(他プロジェクトとの人員のシェア)
【Daily operation management】
- 管理システム導入後の新プロセスを策定
- 新プロセスに関するhiring managerのトレーニングの実施、派遣会社のトレーニングの実施
- 新プロセスの安定化
【Hiring manager support】
- 人材派遣サービス利用のガイドライン資料作成、配布
- 改正派遣法の説明資料作成、配布
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派遣管理デスク(アドバンスト)
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製薬
【Program】
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派遣管理デスク(アドバンスト)
【Client】
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製薬
【Scope】
- 管理対象国:日本
- 管理対象サービス:人材派遣
- 管理派遣社員数:155人
- 管理派遣会社数:27社
【Service delivery team】
- 担当者1.5人
- クライアント事業所および在宅での混合
【Tech. Tool】
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e-staffing
【Background】
- グローバルレベルで外部人材(派遣社員、業務委託)の管理が人事部から購買部に集約され、外部人材管理の最適化に向けたプロジェクトが発足。
- 既に他地域で導入済みの弊社MSPサービスとFieldglassシステムによる管理モデルを、日本を含めたAPAC地域に拡大することが決定。
- 日本では、MSPに先んじて派遣管理デスクを導入。日本におけるサプライチェインの改善を行い、MSP移行後のコストの最善化を狙う。
【派遣管理デスクによるサプライヤー管理】
【サプライヤー活用戦略の変更】
(before)
- 30社以上の派遣会社とフラットに取引(優先なし)
- 派遣料金単価の設定基準なし
(after)
- 事務系、研究開発系それぞれに対し優先派遣会社を認定→優先前と比較して低い派遣料金単価設定を実現
- 優先派遣会社の派遣料金単価にマークアップ方式導入→価格管理の一貫性向上
- 派遣料金単価に含まれていた通勤交通費を、実費支払いに変更→在宅勤務が多いケースへの過剰支払いを抑制
【変更における派遣管理デスクの役割】
- 情報収集(派遣会社へのPFI、市場調査)
- 新戦略の立案
- 戦略に合った派遣会社選定のためのRFP
- 派遣各社とクライアント間の合意書面締結手続き
【コスト削減効果】
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派遣料金支払い金額の約 2%削減に成功
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